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  • IJCADの特徴とDWG互換CADのメリット

    建築業界で古くから使用されてきたAUTO CADは、使い勝手がいい分、導入に多額の経費がかかることでも知られています。ライセンスの不足だけでなく、定期的なバージョンアップにも経費がかかるため、多くの企業では、何年も前のバージョンのまま使い続けるのも一般的となっています。しかし、バージョンアップの際に、DWG形式にも変更が加えられるため、図面を開けないというような不都合も生じることがあります。また、2015年以降は、アップグレードできる製品も減り、新規購入すると多額の費用がかかることになります。そのような理由もあって、DWG互換CADソフトのひとつであるIJCADへの移行を考える企業が増えてきているのでしょう。

    AUTO CADからのスムーズな移行ができる操作性やランニングコスト、レスポンスのよさ、フリーズしにくい安定性などが評価され、実際に導入した企業でコストが従来の3分の1ほどに抑えられた例もあります。これまで、限られていたライセンスにより導入できるパソコンに限界があったものが、全てにインストールして使用することができるようになり、スタッフ全員が同じ環境で仕事ができるようになります。また、イントラネットを介して使用できるネットワークライセンスを導入すれば、パソコンの台数よりも少ないライセンスの購入で済むのも大きな魅力です。このように、DWG互換CADは、操作性や互換性に優れているととものにコストを大幅に削減することができるのが最も大きなメリットと言えるでしょう。

  • JDrafの特徴

    JDrafは、DWG互換CADとして、ファイルの作成や閲覧、編集や印刷を必要とする全てのスタッフ向けに開発されたCADです。AutoCADとの高い互換性を提供するとともに、操作方式も似ているため、移行してもスタッフに混乱が生じることがありません。また、メニューも日本語化されているため、経験の浅いスタッフや閲覧や印刷のみで事足りるスタッフでも気軽に使用することが可能です。作成したDWGファイルがAUTO CADと同様に再現できること、逆にJDrafで作成したファイルがAUTO CADで同様に再現できること、また、他のソフトと干渉し合わないこと、既存のパソコン環境で不具合なく動作すること、などをクリアできるため、多くの企業で採用されています。(関連:JDrafの上位互換Auto CAD-ARES

    DWGをネーティブファイルとしているだけでなく、R12形式から2007形式までを読み書きすることができること、LISPやC言語、C++言語などによってフルカスタマイズに対応していること、なども大きな魅力となっています。BIMやCIMが話題の中心となっている現在でも、その価格の安さと安定した操作性により、人気が衰えることがありません。3次元CADのライセンス本数を減らした分で2次元CADのライセンス数を増やすことができ、設計部門だけでなく、施工部門や工事現場などで重宝するソフトとして大きく寄与していると言えるでしょう。

  • BricsCADの特徴

    BricsCADは、ベルギーのBRICSYS社が開発しているDWG互換CADで、DWGだけでなくDXFとの互換性が高く、日本国内で普及している「JW」形式や「SXF」形式との相互互換ツールも備えています。AUTO CADと比較して大幅なコストダウンを図ることができるため、スーパーゼネコンといわれる大手企業でもユーザーが急激に増加している状況にあります。BricsCADは、2次元CADとしてだけでなく、3次元モデルを使用した設計で急成長しているBIMソフトとしての機能も備えており、直感に訴える操作性が大きな魅力となっています。パソコン上に、壁で仕切られた3Dモデルを作り、それぞれの壁面をクリックするだけで、自由に幅、高さなどを変更することができます。

    これまでのようにキーボードを使っていちいち数値を入力する必要がなく、マウスだけでデザインソフトのように簡単にモデリングを行うことができるようになっています。壁だけでなく、そのなかに窓やドアを挿入することができ、ドガが開く方向や向きさえもマウス操作だけで変更ができます。各部材の属性情報の入力も可能となっており、もはや、2次元CADというよりもBIMソフトであると言えるでしょう。これまでのソフトであれば、初期費用だけで数百万円というレベルであったものが、BricsCADは、その10分の1程度の価格に抑えることができるため、悩みの種であったコスト面の問題もクリアできます。また、一度支払いが済めばそのまま継続して使用できる永久ライセンス方式を採用しているのも大きな魅力となっています。

  • AUTO CADとDWG互換CAD

    設計業務に欠かせないアイテムとして世界的に認知されているAUTO CADは、建築施工図を作成するうえで最大限に能力を発揮してくれます。2次元CADのジャンルで圧倒的なシェアを誇っているものの、その導入には、初期投資のほか、ライセンスの拡充やバージョンアップなど多額のコストがかかるため、その運用コストをどう削減するかが各企業の共通の課題となっています。また、近年の建設業界では、3次元モデルを使用して設計する「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)」や土木分野の「コンストラクション・インフォメーション・モデリング(CIM)」が急速に普及しており、2次元CADソフトの運用コストを削減して、これらに投資することに注目が置かれています。

    そんななか、DWG互換CADは、AUTO CADの図面ファイルを読み書きすることができる安価なソフトとして2次元CADコスト削減に大きく寄与できると期待されています。しかし、長年AUTO CADを使用してきたスタッフからは、ファイルの互換性や図面化け、大容量のファイルを取り扱う際の安定性や操作性、新たに導入するための研修や訓練の必要性など、不安材料もあるとの声も聞かれていました。実際には、大手ゼネコンでもAUTO CADを使用してきたものの、ライセンスが不足するという問題に直面したこと、全ての社員が図面を描くのではなくライトユーザーが多いこと、などを理由としてDWG互換CADを導入している例が多いようです。なかでも、「BricsCAD」「JDraf」「IJCAD」などの移行を検討しているところが多く、ファイルの互換性や操作性に問題は感じないという意見が多く聞かれています。